分散機構と分級機構が一体化ニューウルトラ
セパレータ
セパレータ
概要
分散機構と分級機構が一体化された乾式エアセパレータです。
超微粉の製造や粒材中の微粉除去による粒材製造が可能です。
目的
- リサイクルする
- 微粉砕
- 砕く
- 減容する
構造
- 下段に一次分散分級機、上段に二次分級機を組み合わせた構造となっています。
一次、二次共独立した回転機構を備え、各々の回転数の調整によって下段の一次分散分級機では分級効率を、又上段の二次分級機では製品の粒度を自由に変えることができます。
一般の分級機では、エア循環方式としますが、超微粉の捕集や摩耗性の高い原料の分級ではバグフィルタのみの捕集方式とします。
特長
- 2次分級機の調整により5~10μmから45μm99%通過程度の微粉生産が可能です。
- 高い分級効率により製品の回収率が向上し、生産性向上に寄与します。
- 粒材中の微粉除去にも優れた性能を発揮します。
- 機械内部は全て負圧で運転しますので、粉塵の発生は一切ありません。
- 分級と同時に製品の乾燥も可能です。
用途
- 石灰石、消石灰、生石灰、タルク、カオリン、クレー、ゼオライト、その他あらゆる鉱産物の珪砂、研摩材等の分級
- 薬品、食品類の各種粉粒体の分級
- 各種砂原料(鋳物砂、研磨材等)からパン、微粉の除去や等級別分級
- 各種金属溶解スラグ処理工程(金属回収歩留まりの向上)